鳥肌胃炎とは、特に胃の胃角部から前庭部(胃の出口付近)にかけて、 ほぼ均一な小顆粒状の隆起が密集して観察されるような胃炎を言います。
以前は小児のピロリ菌感染特有の胃炎と考えられていましたが、若年成人にも観察されます。
病理学的な本体は、リンパ濾胞の増生で、ピロリ菌に対する炎症反応の結果とされています。
写真は、当院で経験された若年者の鳥肌胃炎です。
院長 岡田和久