接合部癌は食道と胃の接合部にできる癌です。
ピロリ菌感染者の減少や除菌の普及により胃酸の分泌能が増加している方が増えていることや、肥満に伴う腹圧上昇などによって引き起こされる逆流性食道炎やバレット食道を背景として発生する癌と考えられています。
初期は症状に乏しいことが多いため、発見には定期的な胃カメラ(胃内視鏡)検査が必要です。
文責 監修 院長 岡田和久